カクテルを作る際には、各材料の容量をきちんと測ることが基本になりますが、それをどのように混ぜるかによって味や美味しさが違ってきます。今回は、カクテルの作り方の基本技法をご紹介していきましょう。
「ビルド」と呼ばれる技法は、直接、材料を飲用グラスに注いで提供する方法です。
カクテルの造り方の中では一番簡単な作り方で、すぐに作れるものがほとんどです。炭酸を入れる場合は、かき混ぜ過ぎると炭酸ガスが抜けて、水っぽくなってしまうので、バー・スプーンを使って、1,2回転軽くステアして止めましょう。
また、エキス分の高いもの(リキュールなど)を使用する場合は、比重によって、どうしてもグラスの底に沈んでしまうので、軽くバー・スプーンを持ち上げるような感じで、2回程度回して、上下を均一にしてください。
「ブレンド」は、ブレンダー(ミキサー)を使用して、材料をすばやく強力に混ぜ合わせる技法です。
この技法が用いられるのは、材料にクラッシュドアイス(砕いた氷)を入れて、シャーベット状にしたフローズン・カクテルを作る場合や、バナナやイチゴなどのフルーツを溶かして、フルーティーなカクテルを作る場合です。
本来、材料をカップに入れる順序は、レシピに記載されている順に従わなければなりませんが、ブレンドで作る場合は、先にクラッシュドアイスを入れても構いません。
また、フルーツを入れる場合は、先にフルーツを入れて、その上にクラッシュドアイスを加えると、フルーツが酸化して変色してしまうのを防ぐ効果があります。クラッシュドアイスの量によって、液状のカクテルにしたり、シャーベット状のカクテルにしたりできるので、好みにより加減することが出来ます。