リキュールの種類

カクテルに欠かせない材料といえばリキュールです。
リキュールとはハーブや果物などを原材料として作られたお酒で、これがなくてはカクテルはお酒にはならないという肝心要の材料ですね。
カクテルは主にこのリキュールとジュースなどを混ぜて作られるので、カクテルの素とも言えるでしょう。

今回は、そんなリキュールをご紹介いたします。
種類は数えきれないほどあるので、その中でも有名どころをピックアップ。
以下に、リキュールの分類と名称、及び原材料等を記します。

【果実系】
◆キュラソー(オレンジ)
◆グラン・マルニエ(ビターオレンジ)
◆クレーム・ド・カシス(黒すぐり)
◆コアントロー(オレンジ)(キュラソーの一種です)
◆マラスキーノ(サクランボ)

【ナッツ系】
◆アマレット(杏)
◆カルーア(コーヒー豆)

【ハーブ系】
◆アブサン(アニス、フェンネル、ニガヨモギ、etc)
◆カンパリ(?)
◆シャルトリューズ(コリアンダー、アンゼリカ、クローブ、etc)
◆ベネディクティン(薄荷、etc)

【その他】
◆ベイリーズ(クリーム風)
◆ヨーグリート(ヨーグルト風)

これらを利用して定番のカクテルを作ってみるのも良いですが、お好みのリキュールやジュースを組み合わせて、自分なりの新しいカクテル作りに挑戦してみるのも楽しいかと思います。
リキュールは割ったりして飲むだけでなく、お菓子作りに利用したりと、意外と用途の幅が広いものです。

上記のリキュールは比較的有名なものばかりですが、リキュールの種類は他にもいろいろとあります。
もしかするとチラシがあっても印刷は小ロットかもしれないので見つけにくいかもしれませんが、頑張ってお気に入りのリキュールを探してみましょう。

カクテルのスタイル

カクテルには、様々なスタイル(飲み方)があります。

◆「オン・ザ・ロックス」とは、ロックグラスに、大きめの氷を入れて作るカクテルです。

◆「クーラー」は、ベースとなる酒に、柑橘系のジュースとジンジャーエールなどの炭酸飲料を加えたカクテルです。
(※ ノン・アルコールのものもあります。)

◆「コリンズ」は、コリンズグラスを使用して、スピリッツにレモンジュース、砂糖、ソーダをたっぷりと加えたカクテルです。
(※ フィズと似ていますが、フィズと違うのは、グラスが大きく、量もかなり多い点です。)

◆「フィズ」は、主にジンをベースとして、レモンジュース、砂糖、ソーダ水を加えて作るカクテルです。

◆「サワー」は、好みのスピリッツに、レモンジュースと砂糖を加えて酸味と甘味を楽しむカクテルです。
アメリカでは、原則として、ソーダを使いませんが、その他の国では、シャンパンやソーダなどを加えて満たす場合もあります。

◆「バック」は、ワインやスピリッツに、レモンの果肉や果汁とジンジャーエールを加えたカクテルです。

◆「トディー」は、ベースとなる酒に、砂糖とお湯や水を入れて、レモン・スライスを加えたカクテルです。
(※ ホットの場合は、ナツメグやシナモンなどを入れて、香りを楽しみます。)

◆「フラッペ」は、グラスにクラッシュドアイスを敷き詰めて、その上からリキュールを注いで作るカクテルです。

◆「プーススタイル」は、酒などの比重の違いを利用して、重いものから順に、グラスに静かに注いで、美しい層を楽しむスタイルです。

カクテルのさまざまな技法②

カクテルの基本技法「デコレーション」と「ピール」について説明します。

◆「デコレーション」は、カクテルを飾ったり、香りを付けたり、色彩に変化をもたせたりすることで、カクテルの個性を深めます。
スタンダードカクテルでは、材料を混ぜ合わせる比率が同じであっても、使用する材料を変えたり、デコレーションをしたりすることにより、カクテルの名前が変わるものも多いです。そのため、デコレーションを行う際は、レシピに記載されている手順に従いましょう。

もちろん、工夫とセンスによって、さまざまなデコレーションが可能なカクテルもあり、これもカクテル創作の楽しみの1つと言えます。いずれにせよ、カクテルの風味や香り、そして彩りの調和をよく考えて、カクテルを楽しみましょう。また、アメリカでは、デコレーションのことを、「ガーニッシュ」と言います。

◆「ピール」とは、果物の皮の小さなかけらのことを言います。
カクテルレシピにおいては、レモンやライムといった柑橘系類の皮を薄く切り取って、皮に含まれている芳香効果のある油を絞り、カクテルの香り付けをするために用いられます。

ピールは、レモンやライムなどの皮を、直径2,3cmの円形や楕円形に切り取って作ります。皮の白い部分まで切り取ると、苦味が強くなってしまうので、薄く切り取るようにしてください。その手順は、ピールを中指と親指で挟みながら、カクテルの表面に油が広がるように、人差し指の腹で皮を押さえて絞ります。グラスの20cmほど斜め上から、油を軽く飛ばすようにします。

また、指先で皮をひねり、カクテルに果物の皮に含まれる香りを移す技法を「ツイスト」と言います。

カクテルのさまざまな技法①

カクテルの作り方の技法は様々ありますが、今回は「コーラル・スタイル」、「ダッシュ/ドロップ」、「フィンガー」について説明します。

◆「コーラル・スタイル」とは、リキュールやシロップを使用し、グラスの縁に塩や砂糖を幅広くまぶし付ける方法です。
手順は、リキュールやシロップを器に入れ、そこへ乾燥させたグラスを垂直に入れて、多めにシロップをグラスの縁に付けます。それを、塩や砂糖を5cm程度入れた平らな器の中に、逆さまにして差し込んで引き上げます。グラスの内側に塩が付いたら、きれいにグラスタオルなどを使って拭き取ってください。

◆「ダッシュ/ドロップ」はカクテル作りの仕上げに、リキュール類やビターズ(苦味酒)を少し振って、カクテルの味を引き締める方法です。ビターズボトルの持ち方は、中指と人差し指で、すくうような感じで持ちます。ビターズボトルは、一振りすると1ダッシュ(約1ml)の量が出ます。また、ビンを逆さにして静かに振ると、1ドロップ(約0.2ml)の量が出るようになっています。ビターズボトルは、カクテルのレシピに必ず登場する、ダッシュやドロップを量るために必要な容器です。

◆「フィンガー」は、薄づくりの8オンスタンブラーの下部に指を当てて、指1本分のお酒を注ぐと約30mlとなり「シングル」、指2本では約60mlで「ダブル」に相当します。これを「ワン・フィンガー」、「ツー・フィンガー」と呼びます。